やまとイルミネーションの強み
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【イルミネーション視察記録】蓮華寺池公園
静岡駅のイルミネーション視察後、蓮華寺池公園のイルミネーションも見てきました。
公園の池の周囲約1.5kmの散策路全体を対象に光の演出が施されています。
約90,000球のLED電飾を使用しており、池辺や遊歩道、広場など多くのエリアが光で彩られています。
印象的な装飾がありましたので、ご紹介します。
■柵

一見すると特別なことはしていない、柵へのイルミネーション装飾ですが、

よく見ると柵の表側と裏側の両面にネットライトが取り付けられていました。
柵の装飾では、つららタイプのイルミネーションを選びたくなることもあります。
しかし、つららタイプは先端部分が風で揺れやすく、柵に当たる音が気になったり、最悪の場合は破損につながる恐れもあります。
その点、ネットライトであれば揺れや音の心配が少なく、屋外の遊歩道空間には非常に理にかなった選択だと感じました。
■遊歩道の樹木

遊歩道沿いの木には、ゴールドのストリングスライトが巻き付けられています。
すべての枝に装飾を施そうとすると、多くのイルミネーションが必要になりますが、こちらでは人が通る側の枝のみに絞って装飾。
その代わり、選んだ枝は先端まで丁寧に巻き付けられていました。
結果として、限られた球数でありながら、非常に高い演出効果を生んでいます。
個人的には、光に包まれた枝が人の上に覆いかぶさってくるような、印象的な空間に感じられました。
■遊歩道の両サイド

こちらも一見すると何気ない通路ですが、道の両サイドに設置されたゴールドのイルミネーションは、かなりのボリュームがあるように見えます。
複数本のストリングスを使用しているのかと思い、近くで確認してみると、

実際には1本のストリングスのみでした。
一般的なストリングスライトのピッチは10cmですが、こちらで使用されていたのは5cmピッチのタイプ。
単純計算で、光の密度は約2倍になります。
もちろん、10cmピッチのストリングスを2本使用すれば、同等の光量を確保することは可能です。
しかしその場合、施工の手間も2本分かかってしまいます。
ピッチの狭いストリングスを1本で使用するという選択は、見た目のボリューム感だけでなく、施工効率の面でも非常に合理的だと感じました。
■Twinkly

最後にTwinklyの紹介。
蹴球都市藤枝らしく、サッカーボールの演出があったりしました。
寒さの中、手をかじかませながら撮影した映像になりますが、下記URLよりぜひご覧いただければと思います。
https://youtu.be/BRVX70Hx7Ts
■最後に
蓮華寺池公園のイルミネーションは、個人的にとても好きで心地のよいスポットでした。
散歩しながらゆっくり楽しむ公園らしさがよく表れています。
数十メートル歩くだけで、次の異なるイルミネーションエリアへと切り替わります。
池の向こう側に見える光は、水面に反射し、より一層幻想的な雰囲気を生み出してくれるのもこの蓮華寺池公園のイルミネーションの魅力です。
柵や木、道沿いといった日常的な風景に、無理のない形で光を足していく。
だからこそ、歩いていて眩しすぎることもなく、気づくと自然と光に包まれているような感覚になります。
球数を抑えつつも、見せる方向を絞ったり、ピッチの細かいストリングスを使ったりと、「ちゃんと考えてつくられているな」と感じるポイントも多かったです。
家族連れや散歩途中の人が多い公園には、とても相性の良いイルミネーションかと思います。
特別な目的がなくても、「ちょっと夜に歩いてみようかな」と思わせてくれる。
そんな距離感の光の使い方が、蓮華寺池公園の魅力でした。
弊社でも施工案件は取り扱っております。
駅、商業施設、公園、病院等々ノウハウがございますので、お気軽にお問い合わせください。


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