やまとイルミネーションの強み
ADVANTAGE商品紹介
PRODUCTSやまと興業株式会社 商品部
〒434-0036 静岡県浜松市浜名区横須賀1136
【視察レポート】世界最大級のクリスマス展示会「Christmasworld 2026」
ドイツ・フランクフルトで開催される『クリスマスワールド(Christmasworld)』は、世界中のデコレーション、イルミネーション、そしてVMDの最新トレンドが一堂に会する世界最大級の国際見本市です。
今回、このクリスマスワールドにて現地視察をさせていただきました。
私自身が肌で感じた最新のクリスマス演出トレンドを、専門的な視点からご紹介します。
■スケールが語る空間演出の力
会場に足を踏み入れてまず目を惹くのが、その圧倒的な空間構成です。
広大な展示スペースと高い天井を最大限に活用した演出は、日本の展示会では体感し得ないスケールを誇ります。
空間演出における『高さ』の重要性を改めて強く実感させてくれました。

■トナカイ — 空間の主役を担う「大型化」と「多様性」の加速
今年のクリスマスワールドにおいて、最も圧倒的な存在感を放っていたモチーフが「トナカイ」です。
会場の至る所で目に入ったトナカイは、これまでの装飾の常識を塗り替える新しいトレンドを示していました。

〇ランドマークとしての「大型化」
まず特筆すべきは、そのサイズ感です。3m以上にも及ぶ超大型のトナカイが数多く展示されていました。
これほどまでに大型モチーフが急増した背景には、製造技術が飛躍的に向上したことが挙げられます。
かつては特注対応であった3m級の商材が、今やバリエーション豊かな標準ラインナップとして提案されるようになり、広大な空間を象徴する「ランドマーク」としての導入がより現実的になっています。
■進化する新しい素材— ワイヤーとメタルライクが創る次世代の光
今年のクリスマスワールドでは、従来の装飾概念を覆す「新しい素材」の台頭が顕著でした。
特に、モチーフ内に絡み合うように張り巡らされたワイヤー素材と、圧倒的な質感を放つメタルライクスパイラルは、今後の演出におけるスタンダードになると確信しています。
〇ワイヤー(針金)素材
今回の新作展示で特に目を引いたのが、繊細なワイヤー(針金)ワークを駆使したモチーフライトです。
最大の特徴は、空間を遮らない「透け感」と、オブジェとしての「ボリューム感」を高い次元で両立させている点にあります。

昼間の消灯時でも、スタイリッシュな金属のアートピースとして成立するデザイン性は、今までにない圧倒的な存在感を放っています。
カラー展開はシルバー系とゴールド系が中心ですが、本年は特にゴールド系が主流となっていました。
モチーフのバリエーションも非常に豊富です。
トナカイやボール、スター、プレゼントボックス、リング等、多様なデザインとサイズ展開が揃っており、あらゆる空間演出のニーズに応える次世代のスタンダードとして期待が高まります。
〇メタルライクスパイラルモチーフ

以前より定評のあったスパイラル状のモチーフが、従来のアルミ加工から「樹脂+メッキテープ」という新仕様へと劇的な進化を遂げていました。
この仕様変更により、大幅な軽量化とコストパフォーマンスの向上が実現。
多くのブースで主力商品としてラインナップされており、今期の最重要アイテムであることが伺えます。
また、加工性に優れた樹脂製へと移行したことでデザインの自由度が飛躍的に高まり、トナカイやツリー、スターといった造形バリエーションも大幅に拡充されました。
特筆すべきは、その軽量化がもたらす「大型化」への展開です。
スパイラル特有の圧倒的なボリューム感と高級感を維持しつつ、これまで設置が難しかったスケールの大型商品も現実的な選択肢となっています。
カラーはゴールド、シルバーに加え、トレンドのカッパーゴールドも展開されており、空間のコンセプトに合わせた緻密な選定が可能です。
■装飾(デコレーション)のトレンド
〇リボン

今期のトレンドとして顕著だったのが、リボンの「大型化」と「ドレープ」を駆使した空間演出です。
最大の特徴は、ベルベット素材の肉厚なリボンに、極端なまでの長尺テール(裾)を組み合わせた点にあります。
この長い裾を優雅なドレープ状に垂らしたり、空間を横断するように大きく広げたりすることで、布特有の柔らかな質感を活かしたダイナミックな演出が目立ちました。
重厚なマテリアル感とテールの長さが相まることで、圧倒的な存在感とラグジュアリーな世界観を両立。
特に深みのある「濃赤」のベルベットは、一瞬にして空間をクリスマスムードへと塗り替える、極めて訴求力の高いアイテムへと進化を遂げています。
〇大型アーチ

大型アーチは単なる装飾の枠を超え、空間に圧倒的なランドマーク性を付与すると同時に、来場者を惹きつけ自然に奥へと誘う「没入型のフォトスポット」として極めて高い集客効果を発揮します。
クリスマスワールドならではの広大な空間を活かしたダイナミックな展示は、来場者の高揚感を高め、ブース内へと導く強力な導線設計として大きな役割を担っていました。
特に出入口や通路全体を覆い尽くすように設置された連続アーチは、遠目からの視線を一瞬で奪うアイキャッチとして機能しており、施設全体の「顔」となる演出手法としての有効性を改めて実感しました。
〇吊り装飾

空間を彩る装飾の美しさも、クリスマスワールドが放つ大きな魅力の一つです。
単に新商品を追うだけでなく、その魅せ方を紐解くことは、日々の提案において極めて重要な示唆を与えてくれます。
例えば、オーナメントボールを数珠つなぎにしてライン状に吊るす演出。
本来であれば無機質に見えてしまう吊りワイヤーを巧みに隠蔽しながら、空間全体に鮮やかな一体感をもたらしていました。
斬新な部材を取り入れるだけでなく、今ある素材をいかに工夫して新しく見せるか。
こうした既存部材のポテンシャルを最大限に引き出す手法は、非常に示唆に富んでおり、今後のクリエイティブにおける大きな学びとなりました。
■まとめ・所感
2年ぶりとなったクリスマスワールドの視察。
改めてその圧倒的なスケールと、世界のトレンドを牽引する力に深い感銘を受けました。
最新の市場動向を吸収し、最高の商品を選定する場所として、ここ以上のフィールドはないと確信しています。
今回の収穫は、今までにない革新的な新素材との出会いです。
欧州ならではの伝統的なクリスマスカラー(赤・緑・金)をベースにしながらも、古さを一切感じさせない「新しさと安心感が共存する演出」は、弊社の今後のデザイン提案に大きなインスピレーションを与えてくれました。
また、ブースそのものが一つの完成された「作品」である点も、日本国内の展示会とは一線を画します。
天井の高さを最大限に活かした「縦のライン」の構成は、空間にダイナミックな躍動感とインパクトをもたらし、スケール感を最大化させるための重要なヒントとなりました。
弊社が提案する商品選定とデザインには、この世界最前線の現場で肌で感じた裏付けがあります。
今回の視察で得た膨大な情報と、新素材による無限の可能性を、皆様の空間を彩る新たなソリューションとして昇華させてまいります。
これからの弊社の提案に、ぜひご期待ください。


CONTACT
お問合せ